New Dulles F6 の魅力
アートフィアーを代表するシリーズ『New Dulles Bag』は、2009年のデビューから今年で15年を迎える。
曲線を描くルックスをもち、スリムながらPC類の持ち運びに適した特徴があり、ヨーロッパでもデザイン賞を受賞するほど人気の高い『New Dulles Bag』は、素材を変えながら、アイテム数を増やし、やがて最新型のF6二層モデルをリリースするに至る。
ブランドの出発点であり、アートフィアーらしさを詰め込んだ製品のこだわりを紹介したい。
F6 と F4 Modelの比較
すでにF4モデルを愛用くださっているユーザーにとって、もっとも気になる点がF4とF6二層モデルの比較ではないだろうか。
ひとつの違いはPC収納だ。F4モデルは13-14インチのPC対応であるのに対し、F6二層モデルは16インチPCの収納を可能にしている。このPC収納部はメイン収納から独立しており、PCを保護ケースに入れることなく、そのままの状態で収納しても安心な構造となっている。
F6二層Modelは16インチPCが収納可能
もう一つの違いが背負い心地だろう。従来のNew Dulles Bagはアルミのフレームとベルトを”カン”で結ぶことによって着脱でき、無駄を省いた機能性を獲得してきたが、F6二層はベルトを本体に直付けすることで、製品の構造に左右されない、より身体にフィットしやすい位置にベルトを設置することが可能となっている。
F6二層 Model
F4 Model
スマートに魅せる4つの機能
01|クイックオープン機能
アートフィアー製品の特徴であるクイックオープン機能はF6_2層モデルにも踏襲されている。片手で開閉でき、中見が一目瞭然に見渡せる機能は、ファスナーの開け閉めに手間取ることもなく、大事なシーンでのスムーズな所作を実現させてくれる。
02|撥水性
バックパックを購入する際に多くの人が懸念するのがはっ水性だと思う。
F6二層の本体素材には、帝人コードレ社が開発を重ねた雨などの水に強いタフガード®ライトデラックスIIを採用している。
加えて、PC収納ポケットには止水ファスナーを使うことで収納口から雨が侵入するのを防げるようになっており、雨の日でも安心してPCを持ち歩くことができる。
タフガード®は強度の強い特殊な樹脂加工を行った、傷がつきにくく汚れにくい素材でもあるため、メンテナンスに苦労しないイージーケアな製品に仕上がっている。
(とはいえひどく雨に濡れたときは、吹き上げ陰干しすることをおすすめします)
03|収納力
先に述べた繰り返しとなるが、F6二層モデルには16インチPCができる独立したPCポケットを備えている。
ポケット底面にもクッション材を配置することで、PC収納時やバッグを地面に置く際に衝撃がPCへ直接伝わることを防いでいる。
またメイン収納にはPC周辺機器の持ち運びを想定した小さめのポケットも完備している。
このメイン収納は荷物の落下を防止するササマチを備えているため、底まで大きく開いて中の物がこぼれ落ちるような心配は無用だ。
ちょっとしたことではあるが、鞄を使用する人が感じる小さな不安を解消する設計となっている。
04|"軽く感じる"リュックベルト
リュックベルトには荷重分散効果のあるベルト『ZeRoG fit®︎ (ゼロジーフィット) 』を搭載している。ベルトの内部に体温によってかたちを変える素材『HUMOFIT®(ヒューモフィット)』を内蔵、バッグを背負った際にユーザーひとりひとりの肩の形状に合わせてベルトが変化し、フィットすることで軽量感を感じることができるベルトだ。
また背面には上下左右に大きく溝をつけることで、背負い続けることによる蒸れが軽減される仕様となっている。 収納量が増えることによって鞄自体の重みは増すが、それでも快適に背負えることを追い求めた。
Variations
使う人の人生を豊かに
我々は“鞄創造により人生を豊かにする”ことをミッションに、常に進化を続ける鞄創造ブランドであることを目指している。
多くのこだわりと使命感を詰め込んだF6二層モデルの開発は、幾度にも及ぶ試作と挑戦の繰り返しにより、ようやく完成までたどり着くことができた。
このNew Dulles Bag F6二層モデルが多くの人にとどき、その人生を豊かなものとする一端を担うことができれば、この上なく光栄なことと思う。