地球に優しいキャンバスバッグ

地球に優しいキャンバスバッグ

 

こんにちは。
Atelier nuu豊岡店の石田です。

梅雨シーズン真っ只中。 
じめじめで広がる髪の毛と戦う毎日です。
梅雨明け後の夏の予定を楽しみにしつつ、今は耐え抜きましょう!


そんなこれから来る夏におすすめなのが、キャンバス生地のバッグ。
レザーのバッグほど重たくなく、カジュアルで軽やかな印象が暑い夏にぴったりですよね。
Atelier nuuでは、キャンバスバッグを数種類取り扱っていますが、今回は使われているキャンバス生地に目を向けてみたいと思います。 

そもそもキャンバスとは?
一般的に綿や麻の太い糸で作られた平織りの厚手生地のことを言います。
15世紀頃のヨーロッパで絵画を描くために使われるようになったのが始まりだそうです。
日本では帆布と言いますね。
歴史、呼び方は違いますが、生地としては同じもので、どちらも厚手で丈夫な生地として重宝され、バッグに使われるようになったそうです。

 

 

こちらは先月発売したFor the blueキャンバストート。
こちらのキャンバスが一般的なキャンバスとは少し違うのが、使用している素材です。

廃漁網を再生して作られたナイロンと、オーガニックコットンが織り込まれて出来ています。
見た目や質感は、通常のキャンバスと殆ど変わりが無く、張りのある厚手の生地で、型崩れしづらいバッグに仕上がっています。

  


現在Atelier nuuではサステナブルな取り組みとして、2025年までに全ての製品に使用する素材を環境負荷の低いものにするという目標を掲げています。
そこで、バッグに使用することの多いキャンバス生地を、環境に優しい素材でオリジナル開発することになりました。

最初の頃は、質感がくたくた過ぎたり、色味がしっくり来ず。
これから長く使用していく生地なので妥協せず、理想の質感を表現できるまで何度も試作を重ねました。
そして生まれたのがこちらのキャンバス生地。
張りとコシのある質感、ベーシックに使いやすい色味で、高級感のある理想的な生地に仕上がりました。

 

 

 

生地に使用されている漁網は、実際に海の中に沈んでいたものを回収してリサイクルされています。
海の生態系に影響を及ぼすとして、問題になっている海洋プラスチックごみの一部は漁網です。
海の中に沈んだ漁網は、ゴーストネットと呼ばれ多くの海洋動物たちが絡まる被害が発生しているそうです。
廃棄された漁網再生素材を積極的に使うことで、未来の海を守ることにつながっていくのです。


そしてもう一つの使用素材、オーガニックコットン。
オーガニックコットンとは、厳しい基準をクリアした有機栽培の綿のことを言います。
通常のコットン栽培には多くの農薬が使用されていますが、オーガニックコットンは安全性を配慮した方法で、自然の恵みを活かして栽培されています。
まさに地球に優しい素材ですね。


 

このようなサステナブルな背景があるバッグだと知った上で使ってみると、さらに愛着が湧き、大切にしたいと感じます。
地球に優しいキャンバス生地のバッグで、この夏を楽しみましょう。

 

 キャンバス生地のバッグはこちら

 

 

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